そっふぇのデイリーログ

転勤族そっふぇがお届けする、日々感じたことなどを忘れないためのログ(記録)です。

惡の華全11巻読了!ドキドキしてキュンとして、あっという間でした。

こんにちは!そっふぇです。

高梁市の漫画美術館で一気読みした「惡の華」、いやーめちゃめちゃ面白かったです。


漫画のタイトルは知っていたのですが、なかなか読む機会がありませんでした。この機会に全巻読んでやろう!と頑張って読みました。ちなみに全11巻です。

 

惡の華(1) (少年マガジンKC)

惡の華(1) (少年マガジンKC)

 

 

うまく書けるかわかりませんが、感想を記しておきたいと思います。

以下なるべく未読の方向けにネタバレは避けようと思いますが、うっかりネタバレしてたらすみません。m(_ _;)m

 

ちなみにあらすじはこんなかんじです。

ボードレールを愛する、文学少年・春日高男(かすが・たかお)。ある日、彼は、放課後の教室に落ちていた大好きな佐伯奈々子(さえき・ななこ)の体操着を、思わず盗ってしまう。それを、嫌われ者の少女・仲村佐和(なかむら・さわ)に見られていたことが発覚!!バラされたくない春日に、彼女が求めた“契約”とは……!?話題沸騰!!奇才・押見修造が描く背徳的純愛ストーリー!

 

そして毎巻の表表紙の裏に書かれた一文が気に入ってます。

この漫画を、今、思春期に苛まれているすべての少年少女、かつて思春期に苛まれたすべてのかつての少年少女に捧げます。

まさに中二病全開の漫画でした。

 

女の子かわいい!

以下登場人物紹介など

春日(主人公) ボードレール惡の華が愛読書。実は内容をよくわかってないが、難しい物を読んでいることに、「自分は他の奴とは違う」という感覚をもっている。典型的な中二病

仲村さん 春日の後ろの席に座ってる女の子。口癖「クソムシが」。「向こう側」にいきたい。超変人。

佐伯さん クラスのマドンナ的存在。春日の憧れの存在。

常磐さん 高校生編で登場。学年のマドンナ的存在。リア充な彼氏がいる。実は本が好きだけど、知られたくないから隠している。

 

その他、佐伯さんの友達や春日の両親、仲村さんの父などもちょいちょい登場します。

 

この漫画のいいところは、登場する女子みんなかわいい!

仲村さん、佐伯さん、常磐さんそれぞれ、ヴィジュアルもかわいいですし、セリフがいちいちかわいい。それだけでも読む価値ありですよ。

特に物語が進むとみんな高校生になるんですが、なんとなく絵柄も変わります。前半がどちらかと言うと少年漫画っぽさが溢れてますが、後半はなんとなく写実的というか、リアルなタッチに変わります。意図的なのか、作者が徐々に上手くなっていったのかわかりませんが、私は両方好きですね。

そんな魅力的な女の子達に、キュンキュンさせられます。

 

感想

まずは、自分にも経験があるのですが学生時代「このまま普通に生きていたくない」「他の人と自分は違う」的な感覚を持っていたことがあるかた、もしくは現在持っている中高生、もしくはこじらせておとなになった今もそんな感覚を持っている人(笑)に向いていると思います。

自分も中学生時代、「ヴィジュアル系音楽」を聞くことで、そんな感覚を持っていたかなーと。また「洋楽」なんかもそれに一躍買ってくれてましたね。すなわち、他の人と違うことで、自分のアイデンティティを確立すると。

この漫画でも、仕事は何をしているかわかりませんが、主人公の父が登場します。いたって普通な多分サラリーマンなんだろうなーって感じの父。そんな父に向かって主人公は「何のために結婚して僕らを養ってるんだ」といった発言をします。中二病に毒されていると、父や母の「普通な感じ」がとってもイライラするものです。私にも経験あります。大人になると、そんな普通の日々にも幸せを感じるものですが、分からないんですね。

そんな共感できる部分もあったので、自分にはとても合っていたのだなと思いました。 

 

またそんな春日くんが、変態な仲村さん(その後の描写から、彼女は精神的な病気なのでは?と心配してしまいますが)、また一見普通に見える佐伯さん(これまた実は結構イッちゃってます)、そしてマドンナだが実は読書好き常盤さんと出会い、その3人の中で揺れ動きます。

 

細かな描写の数々にニヤニヤ、ドキドキしながら、時には驚かせられながら、漫画をめくるペースが落ちませんでした。ほんとに次が気になります。

 

またこの漫画何度か繰り返すとまた新たな発見があるとのこと。

正直買って再度読みたいですが、、、これが転勤族のつらいところで、なるべく荷物を増やしたくない部分もあるのです。またTSUTAYAでレンタルでもして読もうかな。

 

以上うまくまとめられませんが、とにかく中二病というキーワードに自分を重ねられる方におすすめですので、ぜひ読んでみてください。

 

 

※しかし、何かを見たり読んだりした感想ってほんとに難しいですね。。。いろんな人のレビューを普段読んでいますが、自分で書くと本当に難しい。これは練習が必要です。